弁護士伊藤諭が、この度、第一法規出版から「懲戒請求・紛議調停を申し立てられた際の弁護士実務と心得」を発刊いたしましたので宣伝いたします(弁護士向けの本で恐縮ではありますが)。

せっかくの機会ですので、弁護士でない一般の方々にも、伊藤の活動を少し紹介しつつ弁護士という職業について意外な(?)側面をご認識いただけたらと思います。

現在、私(伊藤)は、ひとりで戦う士業の味方|士業レスキューというサービスを提供しております。
これは、いってみれば、弁護士など士業のための代理人として、士業のトラブル対応のサポートをする業務です。

弁護士なんだから自分の弁護なんて得意中の得意じゃないの?と皆さん思われるかも知れません。
実はまったくそんなことはありません。
むしろ、弁護士がやっている代理人業は、本人とは別の第三者であるからこそできる仕事なのです。第三者であるからこそ解決の糸口が見えますし、第三者であるからこそ本人のためになる主張が言えるわけです(本人が自己弁護すると、相手方からは「おまえがいうな」と思わせてしまうことがあります。)。

ただ、弁護士は弁護士の友人はたくさんいるものの、友人だからこそ相談しにくい悩みというものもあります(具体例はあえてあげませんが)。私は、そのような悩みを自分で解決しようとしてうまく行かなくなってしまうケースをいくつか見てきました。そのような弁護士の悩みの受け皿になりたいという思いがありました。
そしてもう一つの背景が、弁護士事務所内におけるパワハラ事件です。繰り返しませんが、弁護士が自分の身を守るには弁護士が必要であることを実感した出来事でした。

このサービスを始めてみたところ、予想以上の反響がありました。うれしくもあり、悩んでいる弁護士が多いこともよく分かりました。

このサービスは、私自身が同業者である弁護士から信用をされていないと成り立ちません。20年のキャリアを経てようやく実現できた業務であるともいえます。

ご興味のある方は弁護士以外でもお手にとっていただければ幸いです(笑)