受付時間
9:00-17:00
2012年10月16日
日弁連では毎年,各弁護士会持ち回りで人権大会を開催しており,今年は佐賀県で開催されました。私は都合のつく限り,毎年大会に参加しています。
今年の分科会のテーマの1つが自死についてという重いテーマで,夜回り先生で有名な水谷修先生が1時間30分の講演を行いました。
客席は大会に参加した弁護士と地元の高校生で満席でした。
水谷先生は,自死・自殺・未成年者の薬物使用等,重いテーマについてご自身の経験を交えて講演をされていましたが,1時間30分という時間を全く感じさせず,ぐいぐいと引き込まれる内容でした。
先生は講演の中で心と体のバランスの重要性,運動の重要性を説いていました。
運動をして体を適度に動かし,適度な体の疲労を感じることで,睡眠もとれ,心とのバランスも取れるとおっしゃっており,なるほどと思いました。
また薬物・シンナー・アルコールなどはもちろんのこと,依存症についての問題点を挙げ,弁護士や高校生に対して携帯電話・スマートホン依存症にかかってませんか,機械を使っているつもりが,機械に支配されますよと警鐘をならしていました。飲酒についての休肝日じゃないですが,一週間に1日,携帯電話・スマホの電源を切って過ごしてくださいと言っていました。
私自身は全く携帯電話依存症ではないので一週間くらい電源を切っていても平気ですが,携帯電話・スマホ依存症の人口は相当なものだろうなと思ってしまいます。